どうも、たれっと(@tarretworks)です。
iPad版のAffinity Photoでは、iPadで利用する為に最適化されたメニューの構造やツールの配置が行われているわけですが、普段PC版を利用しているユーザーにとっては、配置がまったく異なっているので、頻繁に戸惑いませんか?
ヘタしたら新規ユーザーさんの方が、覚えるのが楽かもしれません!
その中でも最も迷子になったのは、「データの保存方法」です!
どこにあるかわからなくて最初は血眼になって探しましたが、ようやく見つけることができたので、今回は、新しくAffinity Photoを使い始める方と、PC版と併用している方に向けて、iPad版Affinity Photoアプリでデータを保存する方法について解説します!
iPad版でのデータの保存方法
それでは、早速本題に入るのですが、まずは動画で解説していますので、一度確認してみてください。
上記が正しい保存方法です!
どういうことかというと、Affinity Photoアプリは、作業を一度中断する際、アプリ内で一時的に中断データを保存してくれている状態なんです。つまり、何もしなくても自動保存してくれるので便利なんです。
ところが、このAffinity PhotoのデータをそのままAffinity Photoアプリからパソコン版などで作業の続きを行う場合、アプリ内から、iPad本体の保存領域に書き出す必要が出てきます。
動画見れない方の為に、手順を以下に解説しておきます。
ホームへ戻るボタンである「←」をタップして制作物が並ぶ一覧画面へ戻りましょう。
たったこれだけでOKです!
他の物事で例えた場合
データ通信 | 日常での例え |
---|---|
Affinity Photoのデータ | 自分 |
Affinity Photoのアプリ | 自宅 |
iPad | 発着駅 |
データ保存先デバイス | 到着駅 |
データ保存 | 改札機 |
Wi-Fi(インターネット) | 電車 |
データ保存先のAffinity Photoアプリ | 目的地 |
間違った保存方法
次に、よくあるデータの保存方法ではない、落とし穴までの手順を紹介しておきます。
最初、私これに騙されてまして、保存できなくて困ってました。
「書き出し」を覚える
せっかくデータの保存を覚えてもらったんですが、データ保存よりも「書き出し」を覚えた方が使い勝手が良いです。
「書き出し」っていうのは、数種類あるファイル形式の中から1つを選択して、選んだファイル形式でデータをAffinity Photoアプリの外に書き出せる機能です。
前半で解説しました「他の物事で例えた場合」に当てはめると、このようになります。
データの書き出し | JR線か私鉄線か、鈍行や急行、特急の選択肢 |
よく使うファイル形式は画像の★マークをつけておきましたが、PNGやJPEGは、見たことや聞いたことがあるでしょう。
お持ちのスマホで撮影した写真などの画像データがそれに当たります。
データの書き出しは下記の手順で行えます。
画面右上にあるメニューでドキュメントアイコンをタップする。
上から3つ目にある「書き出し」をタップ。
各ファイルの説明は以下のタブごとにわけましたので、気になるファイル形式を選択してくださいね。
PNGファイルはいわゆる画像ファイルの一つです。背景を透過させたい時は、同じ画像ファイル形式であるJPEGではなく、このPNGファイルを使います。
おまけ:PC版のデータ保存方法
PC版の保存方法
下記のようにメニューからファイル→保存で保存ができます。
もしくは、ショートカットを利用する方法が一般的です。
操作 | ショートカットキー |
---|---|
保存 | ⌘+S (Windowsは ctrl+S) |
書き出し | ⌘+⌥++S (command + option + shift + S) |
それでは〜。